さて、マルチギガビットでコピーのテスト。
素の能力を計るのであればiperfなんでしょうが、通常使用の
Windowsでの数値を計ってみました。
クライアントPC
Ryzen9 3900X、DDR4-3600 64GB、SD-PE25GLAN-1L(2.5G)、
Windows10 2004(19041.153)
NAS
HP Microserver N54L、DDR3-1600 16GB、Freenas-11.3-U1、
対象ディスクはSeagateのST6000DM003の単体使用、LR-LINK
6880BT(5Gbps接続)
ネットワークスイッチ
MS510TX
移動データはWindowsのISOファイル。約4.2GBです。
NVMe接続のWD Black 1TBからNASへコピー
NASからNVMe接続Corsair Force MP510 960GBへコピー
ふむ。ST6000DM003のスペックですとシーケンシャルR/Wは200MB/s程度のようです。
がPC→NAS、NAS→PC共に300MB/s弱の速度が出ております。これはキャッシュに書き込み、読み込みが行われたと見ていいでしょう。
キャッシュに乗る範囲のデータサイズであれば2.5Gの実測値限界まで出るようです。
同一条件で1Gbpsポートに接続した結果は以下の通り
キャッシュに乗ったとしてもデータの転送幅が狭くなったので1Gbps
の実測限界値の119MB/sで頭打ちになっています。
ちなみに20GB超え等のキャッシュから溢れるサイズのデータをコピー
した際は大体140~160MB/s程度の速度が出ておりました。1Gbps
から4~5割程の速度アップなので個人的には満足なレベルですが、
投資した金額を考えると微妙ですかね。
久しぶりのネットワーク回りの増強で感じたのはまだ伸びしろがあるなという事。
それとストレージの遅さがかなりネックになっている感じも受けました。
あとはインターネット自体も遅いですね。
LANが速くなってもWANが遅いと結構ストレスです。
フレッツで10Gの運用が限定的に始まったようですが、うちはその前に1Gを
引きたいです。
100Mは遅いー。
※追記
そうそうスイッチの話も。
10Gbit対応のスイッチは結構熱を持つものも多いようですが
今回のMS510TXはかなり温いです。暖をとれないレベル。
5Gbitポートしか使ってないからでしょうね。
ちなみに音もファンありですが静かです。