なろぐ2

PC関連のメモ帳

マルチギガビットのテスト

さて、マルチギガビットでコピーのテスト。


素の能力を計るのであればiperfなんでしょうが、通常使用の

Windowsでの数値を計ってみました。

 

クライアントPC
Ryzen9 3900X、DDR4-3600 64GB、SD-PE25GLAN-1L(2.5G)、

Windows10 2004(19041.153)

 

NAS
HP Microserver N54L、DDR3-1600 16GB、Freenas-11.3-U1、

対象ディスクはSeagateのST6000DM003の単体使用、LR-LINK

6880BT(5Gbps接続)

 

ネットワークスイッチ

MS510TX


移動データはWindowsのISOファイル。約4.2GBです。

 

 

NVMe接続のWD Black 1TBからNASへコピー

 

f:id:narol:20200322210518p:plain

 

NASからNVMe接続Corsair Force MP510 960GBへコピー

f:id:narol:20200322210529p:plain


ふむ。ST6000DM003のスペックですとシーケンシャルR/Wは200MB/s程度のようです。
がPC→NASNAS→PC共に300MB/s弱の速度が出ております。これはキャッシュに書き込み、読み込みが行われたと見ていいでしょう。

キャッシュに乗る範囲のデータサイズであれば2.5Gの実測値限界まで出るようです。

 

同一条件で1Gbpsポートに接続した結果は以下の通り

 

f:id:narol:20200322210542p:plain

 

f:id:narol:20200322210552p:plain

 

 

キャッシュに乗ったとしてもデータの転送幅が狭くなったので1Gbps

の実測限界値の119MB/sで頭打ちになっています。

ちなみに20GB超え等のキャッシュから溢れるサイズのデータをコピー

した際は大体140~160MB/s程度の速度が出ておりました。1Gbps

から4~5割程の速度アップなので個人的には満足なレベルですが、

投資した金額を考えると微妙ですかね。


久しぶりのネットワーク回りの増強で感じたのはまだ伸びしろがあるなという事。
それとストレージの遅さがかなりネックになっている感じも受けました。

 

あとはインターネット自体も遅いですね。
LANが速くなってもWANが遅いと結構ストレスです。
フレッツで10Gの運用が限定的に始まったようですが、うちはその前に1Gを

引きたいです。
100Mは遅いー。

 

※追記

そうそうスイッチの話も。

10Gbit対応のスイッチは結構熱を持つものも多いようですが

今回のMS510TXはかなり温いです。暖をとれないレベル。

5Gbitポートしか使ってないからでしょうね。

ちなみに音もファンありですが静かです。