PCを使い始めてずーっと戦っているのがカクツキ。
大嫌いなんですよね。
インターネット老人会員なので当初はストレージの
遅さでカクカクと格闘。
で、これがSSDになってグッと改善されたと思ったのに
相変わらずゲームではカクカクカクカク。
コンシューマー機では平気だったりすると大分悔しい
思いをします。
ま、コンシューマー機は専用ハードに専用OSだったり
した上にPCより画質低めだったりしますからね。
という事でPCでゲームを動かした際のカクツキ、英語だと
StutterとかStutteringを極力減らそうという試みが
以下の通り。
○グラフィックボードのドライバをアップデート
発売直後のタイトルに対しては発売時期の直後辺りに
対応のドライバが出る事が多いです。
これを適用する事によってカクツキが激減する可能性が
あります。
案外ドライバのアップデートを行わない人って多いんですよね。
○OSのアップデート
Windowsは多いと週1くらいのペースでアップデートが入ります。
不具合の修正が多いですが必ずしも良くなるとは限らず一つ
良くなって他がダメになる場合も多々あったり。
OSの構造が複雑になりすぎたせいもあるのでしょう。
そんな訳でアップデートによって直る場合もありますし、
そもそも何かの不具合修正等が含まれますので必ず行いましょう。
○電源プランを変更する
メーカー製PCなどの場合電源プランが『バランス』やメーカー
謹製のプランになっている場合があります。通常の使用であれば
無駄に電力を食わないバランスは良いのですが、ゲームの場合
フルパワーで動いて欲しいのでバランスはあまり良くありません。
この場合『高パフォーマンス』に切り替える事でカクツキが
無くなる事があります。
○Xbox Game BarをOFFに
設定→ゲームから辿れるXbox Game Barは画面の取り込み等出来る
ものですが如何せん足を引っ張る事の方が多かったりします。
という事でオフにします。
○全画面表示の最適化を無効にする
ゲームプログラム本体のEXEファイルを右クリック→プロパティ→
互換性に『全画面表示の最適化を無効にする』にチェックを入れる
ちなみにSteamのゲームの場合、Steam→steamapps→common内に
各ゲームのフォルダがあります。その下にゲームプログラム本体が
あります。
○BIOSのアップデート
基本的に安定した環境であればBIOSのアップデートは必要
ありませんが、クリティカルな不具合修正や性能の向上も
含まれますので試すのもあり。
カクツキ修正の場合は要因を潰す為にも必ずやりましょう。
○チップセットドライバのアップデート
Windowsのスケジューラ調整や電源プランの追加等、全く無関係
では無い部分ですのでやってみて損はないかも。
○NICドライバのアップデート
個人的に結構重要だと思っているNICドライバのアップデート。
スタンドアローン動作だった大昔と違って、今はインターネット
接続が必須。しかも常時接続状態ですので思いの外負荷があります。
ひと昔前では100Mbps程度だったものが一般向けでも10G回線等が
ありますのでバカに出来ませんね。
個人的にNICにARM辺りを載せてネットワーク処理を専任して
貰いたいなとか思ったり。
懐かしのKiller NICがそんなでしたっけ?
○サウンドドライバのアップデート
こちらも案外負荷のあるサウンド周り。
可能な限り最新ドライバを使いたいものです。
そういえばサウンドカードの影が薄くなったのもサウンド処理が
大した負荷にならないからでしたか。
大した負荷が無いといっても0では無い訳ですよね。
任せられる処理は出来るだけ専用のハードにやって貰いたい派です。
○ゲーム本体のEXEファイルを管理者で実行する
権限の問題でもっさりが出る事もあるようです。
またUE4ではパフォーマンスが上がるとか上がらないとか。
ソースはどこだっけかな。
逆に管理者では上手く動かないプログラムもあるので要注意。
○ゲーム本体のEXEファイルをアンチウィルスから除外する
アンチウィルスは常時状態の管理をしますのでゲーム本体を
除外する事で良くなる場合も。
除外しすぎに注意しましょう。
○Pagefileのサイズ調整
稀に小さすぎるとカクツキが出る事も。
OFFにするのはやめましょう。メモリが潤沢にあってもPagefile
必須のアプリは存在しますので。
○USBハブの電源の管理
電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの
電源をオフにできるようにする のチェックを外す
○使用していないサウンドデバイスを全て無効に
サウンドカードやUSB AUDIOを使用いる場合はオンボードサウンドを
OFFに。また、Geforce、Radeon共にサウンド機能があるのでこちらも
OFFにしましょう。
効果は?な海外にあった修正例
○壁紙のスライドショー
案外負荷がある模様。
1分で切り替わるようにしていると切り替えの度に
カクツキが発生するとか
これを見て更新間隔を1日にしてみましたが5分くらいで
勝手に切り替わる…不具合か。
○フロントのUSBポートを使用しない
フロントというと増設用ですかね。
ここに刺しているとカクツキが出る事があるようです。
やっぱり嫌いだUSB
○ネットワーク切断
LANケーブルを引っこ抜いたらカクツキが無くなったと。
バックグラウンドでも通信しますからねーと思ったら
Wi-fiにしたら安定したとか。…そういうのもあるのか。
物好き用 超自己責任
○Message Signaled-Based Interrupts
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/drivers/kernel/introduction-to-message-signaled-interrupts
プログラムの割り込み設定を変更
MSI_utilとかで検索すると簡単に設定出来るプログラムが落とせます。
ちなみにマザーボードメーカーのMSIとは関係無いです。
○コア分離
OFFにする
○制御フローガード(CFG)
規定でオフにする
○ASLR
規定でオフにする
○TPM
使用しない
長々と書きましたがこれだけやってもダメな時はダメですね。
そもそもプログラムが悪い事もありますが、Windowsの場合
ソフトウェア、ハードウェアの組み合わせパターンが山のように
ありますので全ての事象を解決って難しいんですよね。