前回
からの続きです。
一応10Gでネゴシエーションしております。

速度を計測してみます。
サーバー
Truenas Scale:25.04.2.4
i5-12400F
DDR4-3600 128GB(32GB*4)
Mellanox ConnectX-3
クライアント
Ryzen7 5700X3D
DDR4-3600 64GVB
Intel X520-DA1互換
RTL8127
テストはiperf3にて
iperf3はwindowsでは正確に測れないという話も
ありますが、今回は手っ取り早くiperf3を使用。
RTL8127

同一環境上のX520互換

ちょこっとだけX520の方が速度が出ています。
とはいえどちらも10Gで繋がっていると言って良いと思います。
で、忘れていましたがRTL8127の方のケーブルが
Cat6だったんですね。一応10G対応はCat6aからだとか。
まぁLANケーブルの品質に依ってはCat6でも普通に10Gで
動くようです。
気になるのでCat6aのケーブルを発掘。
で、再度RTL8127をテスト

うん、まぁ誤差ですね。
この後、NAS上の適当な動画を流しっぱなしにしたり、同じくNAS上の
音楽を再生したり、あとはアマプラで映画を見たりしてみましたが
全くコマ落ち、停止等なく安定動作でした。
で。
5時間ほど連続稼働させた後にカードに触れてみましたが
…これ発熱してます?
かなりビックリする位の温さというか熱ないよねというレベル。
X520とかかなりの高温になっていたので驚きの低発熱です。
前回貼ったようにヒートシンクがついているカードですが
ヒートシンク無しでも普通に動く気がします。
という事でRTL8127のテストでした。
事前に情報を仕入れていましたがなるほど熱くなく良いチップ。
欲しいですね。
とても素性は良い感じですがサーバやワークステーションのような
高負荷時の動作は不明です。なのでそれらの超重要な箇所には
インテルやMellanox製チップのNICを載せて貰って、クライアントPCは
全てRTL8127で良いんじゃないですかね?
あとは前にも書いたようにスイッチが難です。
5ポートが1万台、8ポートが2万台であれば一気に広まりそうです。
久しぶりに技術の進歩?進化?を見た品でした。
あと2枚くらい欲しいな。