なろぐ2

PC関連のメモ帳

まだまだ気になるターボブースト

前回から続いて書きたかったのですが、準備してたら日が変わった…。

という訳でi7-2600Kのターボブースト回りの話

2600KをOCして4.5GHzで動かしていますが、動作自体は全く問題なし。
OCによるOSの立ち上がりが悪いとか、イベントログにエラーが記録されるとか
という事象も無し。
熱もほどほどなので通常使用は快適に行えています。

が。
前にも貼りました記事
http://www.4gamer.net/games/098/G009883/20110102001/
4gamerさんのSandy Bridge基礎検証レポートですが、終盤辺りにある
Turbo boost2関連の記事が気になりました。
というのも、うちの環境下でもクロックがほとんど伸びていないのです。

前に貼りましたバイオハザードベンチの結果では4GHz超えのクロックも記録して
いましたが、あれはテストBの数値だったんですね。

テストBは『お使いのマシンの処理能力を検証・評価します』なので負荷テストの部類に
入ると思います。
逆にテストAは『お使いのマシンが快適に動作するかを検証します』とありますので、
実際のゲーム準拠という感じで捉えて良いと思われます。

そのテストAの結果は以下の通り
バイオハザード5ベンチ
スペック
i7-2600K@4.5GHz、P8P67Deluxe(BIOS1003)、
メモリ16GB、HD5970、Windows7HomePremium
クロックの変動ログはTMonitorにて計測

結果
イメージ 1



クロックの推移
イメージ 2


各コアとも4GHzどころか3GHzに到達しているのが稀な状況…。

これはもしかすると、実際にゲームを動かすにはちょっと物足りない感じが出るのかもしれません。
というか負荷が高くないとクロックを上げていない気がします。
個人的には高クロックでアプリが動いて欲しいのに、ターボブーストのトリガーにかからない
(というかCPU自体がこの位でOKでしょ。と判断した?)為に、本気を出していないという感じ。

上の4gamerさんの記事中にもあった
>ゲームプレイにおいて,Turbo Boost 2がフレームレートに与える影響はそう大きくない
これなんですかね~?

まー素のクロックでも基礎能力の高いCPUですから、不満が出るレベルでは無いんですね。
現に上のバイオベンチでも十分過ぎる位のFPSは出ていますし。
ただ、高クロック動作を期待すると肩透かしを食らうという感じ。
ベンチでは問題ないんですよね。何せCPUの能力を計る為に結構な負荷をかけていますから。

2600KのOCって言うならば、少年野球チーム(負荷のあまり高くないゲーム)の対戦相手に
プロ野球選手(高クロック可能なCPU)を充てるようなものなのかな?
そんな試合に「プロ、全力でいけ」とは言えませんし、プロも手加減しますよね。
なんかそんな感じに手を抜いてる(抜かれてる)雰囲気なんですよね~(笑)

うーん…。
BCLKを弄れるi7-920の時はこういう悩みは無かったので良かったですね。
変動するクロック同様振り回されてる気がします(´o`)
常に高クロック(せめて定格の3.4GHz辺りでも)動いてくれるユーティリティーとか
設定が無いかな~?

※今回の記事は自分の所で出たデータと、4gamerさんの記事から推測で書いています。
 バイオベンチ自体が軽すぎるのでは?とか、GPUが頭打ちかも?とか、そもそもTMonitorに
 表示されるクロックが正しいのか?等々突っ込みどころが多そうですので、間違ってるぞー
 というご意見は歓迎です。その際はコメントにどうぞ~。