なろぐ2

PC関連のメモ帳

FF11を丸ごとRamdiskに入れてみた

さて、円高の影響もあってか、4ギガモジュールが大変安く購入出来るようになっています。

2011年の7月段階では1万円あれば16GBのDDR3が揃えられてしまうという恐ろしさ(笑)
うちのように無意味にスロットを埋めて、16GB積んだよという人も少なくないのでは
無いでしょうか?

という訳で、折角メモリが余っているのですから、そこにゲームを丸ごと入れてしまおう
とやってみました。

今回はテストPC(PhenomII1090T、メモリ16GB、Vista64bit)にRamdiskを作成し、
そこにFFXIを入れてみようという話です。

必要な物
64bitOS
これが無いと大量のメモリを有効に使えません。
32bitOSでもGavotte Ramdiskを使えば、OS管理外のメモリを使用できますが、
データのバックアップ等にバッチファイルが必要だったりするのでパス(笑)

メモリ16GB分
FFXIの容量が、2011年7月の段階で約11GB。(条件によって変わります)
OSが使う分も考えるとやはりメモリは16GBは必要だと思います。

RamPhantomEX
宣伝する訳ではないですが、IOデータ社製のRamdiskユーティリティです。
メリットは64bit版だとかなり大きなRamdiskを作成出来る。Ramdiskの内容の
バックアップを自動で取れる等があります。


さて、作業は簡単。
RamPahtomEXにてRamdiskを作成。今回は少々余裕をみて容量は13GBとしました。
あとは通常のFFXIをインストールするようにRamdiskドライブを指定。
うちで購入済みのFFXI本体、ジラートプロマシアアトルガン、アルタナまで
インストール。

その後、起動させずにメインPCにインストール済の既存のPOLフォルダを丸ごと
バックアップ>Ramdiskに上書き(階層構成に注意)
この時、Ramdiskの容量が足りないのでそのまま上書きは出来ません。
階層の構成をチェックしてから、Ramdisk内のFFXIフォルダを削除>バックアップから
コピーという手段をとりました。

※それじゃ最初から既存のFFXIフォルダをコピーすれば良いのでは?と思うかも
しれませんが、Windowsのプログラムはインストール情報がレジストリに書き込まれます。
そのままバックアップを持ってくるだけではレジストリが空なんですね。
実はレジストリも復元させる方法がありますが・・・面倒なのでやらなかったり(笑)

コピーが済んだら、あとはFFXIを起動。エラーを吐きますがリトライすると
ファイルの更新チェックを行い、その後起動できます。
(セキュリティトークンを使っている方はPOLのパスワードを入れるのを忘れずに。
スクウェア・エニックスアカウントだけだとエラーを吐きます。)

こんな感じで動きました。

イメージ 1


全体的に小気味良くサクサク動いてくれます。
ただし、サーバーからのレスポンス待ちは必ず発生しますので、全ての待ち時間が0に
という訳ではありません。
SSDを使用している人にとってはあまりメリット無いかも?という程度の速さです。

デメリットは、今回RamPhantomEXのバックアップ設定をログアウト時にしたのですが、
バックアップにかなり時間がかかっていました。
(大体10分弱程度?これもバックアップ先のハードの速度に依存すると思います)
まぁ10GB超ですから仕方ないですね。
あとは、Ramdisk上で動いていますので、不意の停電があるとデータが全て消えます。
そういう意味ではRamdiskにMMOを置くのはナンセンスなんですけどね(笑)