なろぐ2

PC関連のメモ帳

難しい


SSDベンチマークに関する話です。
少し前から話題に出る事もありましたが、ベンチマークの種類や計測時の環境によっては
数値の出方が違うというものです。
元々のベンチマークがHDD用ですからね。

それとベンチマークはシーケンシャルR/WとランダムR/Wを計測していますが、
どうしても瞬間最大速度のみを見てる感じになりますからね。
前にインテルさんが言っていた
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130731_609697.html
>DC S3500は独自のアルゴリズムと最適化により、つねに11,500IOPSを維持できる
この辺もベンチマークでは出難い性能です。


とまぁ言いたい事は十分解るのですが、講演者がLSIさんだったりするのが何とも。
LSIといえばSandforceを買収していますからね。
Sandforceコントローラーは圧縮ファイルの転送こそ高速ですが、それ以外では
しょんぼりだったりしますので、その辺が気に喰わなかったのかもしれません。
Sandforceはベンチで見えない部分は凄い!…のかな?エラー補正は結構強力だという
話は見た事ありますが。

ちなみに自分はSandforce製のコントローラーがダメだとは思ってないですよ。
実際に使った感じでは遅いって事もありませんし。
ただベンチで数値差が出てしまうと、気にしてしまうのが自作ユーザーの悲しいところですね。


出来れば公平に評価できるベンチがあれば良いのですが
SSDの性能評価、すなわちベンチマークテストは、SSDが定常状態に達してから
>実行することが望ましい。定常状態に達するまでには、SSDの全容量に対して数回
>(概ね2回~3回)の書き込みを実施する必要がある。

これは厳しい条件です。
大手サイトやメーカーならともかく、個人でこの状態まで持っていってからベンチは
凄く嫌ですね。
かといって個人計測不可にしてしまうと提灯記事の可能性も出てきてしまうからなぁ…。
中々難しい話です。