なろぐ2

PC関連のメモ帳

熱い

FX-9590には厳しい夏がきましたよ。
熱い、熱すぎる。ちょこっと負荷をかけると軽く60℃超えです。
6700Kは4.5GHzにしても40℃前半なのに…。

エアコンをつけていないのもあるんですが、熱い。
元々風の通りが悪い部屋なので熱くなった空気ばかりが循環して悪化の一方。
Cool on Quiet(以下C'n'Q)をONにすると10℃以上下がるのですが、なぜか途中で
フリーズを起こすという有様。

調べてみると電源が経たると起こる場合もあるとか。
可能性が無い訳ではないなぁ。
ただクロック固定では問題が無いのにC'n'Qの時だけおかしいのが気になります。
調べてみました。


FXシリーズでC'n'Qを有効にするには
BIOSにてC'n'QをEnableにする
○OS上で電源管理を「バランス」もしくは「省電力」にする
に加えて
BIOSにてAMD Turbo Core TechnologyをEnableにする
これも必要です。
名前からOC用の設定かと思っていたのですが、どうもこれをONにしていないと
クロックが変動しないようです。

この設定で動かすとなるほどクロックと電圧が面白いように変動します。
というか見たことのなかった5GHzにも到達する場面がありますよ。
で、しばらくするとフリーズ。
HWMonitorを起動させて様子見していましたが熱は60℃弱でまだ頑張れそうな感じ。

うーむ…熱で落ちている訳ではなさそう。
前のテスト時には80℃でも普通に動いていましたからね。
AMDのCPU、GPU共に発熱は高いですが、案外耐熱という点では強いんですよね。
Radeonなんかも90℃で飄々と動いていましたし。

じゃあなんだろう?と色々弄っていたら…お?安定したかも。
行ったのは電源プランの中の「プロセッサの電源管理」の「最大のプロセッサの状態」
これを100%から下げてみました。
ここを弄る事によってMAXのクロックが抑えられます。
9590は通常ですと4.7GHzがMAXなのですが、94%で4GHz前後に。
うむ、安定した。


ここから考察。
9590を購入した直後は動作が安定せず苦労しておりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/narolll/39001520.html

この時に達した結論がうちの石はある程度高めの電圧をかけないと安定しない
という事でした。
(上のリンクにもあるようにMAX1.504Vもかかっています)
実際、BIOS内のLLCを100%から下げると起動に失敗します。

で。
AMD Turbo Core TechnologyをONにした事により高負荷時には5GHzに達する瞬間が見られました。
4.7GHzでもいっぱいいっぱいなのに5GHz…電圧不足でフリーズした可能性があります。
ですから、最大プロセッサの状態を100%から落として5GHzに移行しないようにすると
安定したと。
100%で5GHzに到達する場面があるという事は、100%=制限無しなんでしょうね。

ちなみにC'n'Qを有効にするとクロックは1.4GHzまで落ちます。
さすがにこのクロックだと40℃を超えません。
仮想PCを立ち上げて、そこでYoutubeを見ると70℃近くまで上がりますけどね(笑)
一端休止すれば40℃半ばまで落ちるので前よりは全然良いです。

三日連続問題なしなのでやっと夏場でも動かせる感じになったかな?