ゲーミングPCを買いたい初心者用です。
猛者な人は粗探しをしてください(笑)
○CPU
コンピューターの頭脳です。こいつが無いとゲームどころかPCが動きません。
机に座って勉強している姿を想像してください。
座っている人がCPUとなります。
◇Intel
CPUメーカーの一つ。一番大きい会社です。
ゲーミング用として採用されているのはCore iシリーズ。
日本のメーカーの9割くらいはここのCPUを採用しています。
モデル名はCore i9>i7>i5とあり、数字と性能が比例します。
◇AMD
Intelのライバル会社です。
が、規模はジャイアンとのび太よりも差があります。
ゲーミング用として採用されているのはRyzenシリーズ。
ここ最近はRyzenが好調なのとIntelが燻ぶったのもあってシェアが
ほんのり伸びています。
こちらもモデル名はRyzen7、5と数字が大きい方が速いです。
○マザーボード
パソコンのすべてのパーツをつなげてくれるお母さん。あれこれ細かい部品が載っている基板です。
上記の机の例えで言うと机の骨組みに相当します。
◇BTOモデルではマザーの指定が出来ないところが殆どです。
各パーツの接続の他にサウンドやネットワーク機能を持ったものが多いです。
存在は忘れちゃいけないですが特に気にする必要も無い部分。
○メモリ
データを広げて計算する場です。部屋の例えで言うと机の天板です。
メモリの容量=机の広さと考えて良いです。
スペースが無いと物を書いたり、作ったりが困難です。
◇2019年1月段階ではDDR4という規格が主流。
スペックは『DDR4-2400 8GB』のように表記される事が多いです。
DDR4はメモリの種類、2400は速度、8GBは容量です。
速度差はほぼ体感出来ませんので容量だけ気にすると良いです。
○ストレージ
SSDやHDDといったものがこれに相当します。データの保存場所です。
机の例えで言うと引き出しです。
大きければ大きいほどデータを沢山入れられます。
HDDとSSDの違いは引き出しで言うと出し入れの速度。
SSDの方が速く取り出せます。
◇HDD
円盤状の媒体にデータを書きこみます。
円盤は回転しますので速度に限界があるのと、音、熱を発します。
現在は単体で最大10TB以上の容量を持ち大量のデータ保存に向いています。
◇SSD
電源を切ってもデータの消えないメモリのようなものにデータを書き込みます。
HDDと違って回転はしませんので音は無し、熱も少なく速度が高速です。
その代わり容量が少なくHDDよりも対容量比較で高価。
また書き換え回数に限度がある為データの保持期間が短くなっております。
短いといっても5年程度は余裕にもちますので容量と価格のみ気にするのが良いです。
○ビデオカード
画面に絵を映し出すものです。最近ではCPUに内蔵されている物も多いですが、ゲーミングPCではカード単体で
取り付けてあります。
机の例えで言うと…ちょっと微妙ですが座っている人が持ってる道具でしょうか。
筆で紙に書くなら2D、彫刻刀かヘラで木なり粘土なりを作ると3Dという感じ。
◇Nvidia
ビデオカードメーカーの一つ。圧倒的なシェアがあります。
ユーザー、開発者共に使用者が多いのでデファクトスタンダードと化しています。
ゲーミングPCに積まれているカードもほぼNvidia製です。
◇AMD
CPUを開発しているAMDと同会社です。シェアは少ないです。
動画を滑らかに見せるFluid MotionやCPU負荷を減らすMantle等興味を惹く機能の
開発をするのですが、なかなかNvidiaの牙城を崩せない状況です。
ビデオカードはピンからキリまであり、上にあがるにつれ価格も跳ね上がります。
一番上のモデルを買えるのであれば良いですがほとんどの場合は(高すぎて)無理だと
思いますので、遊びたいゲームのベンチマークスコアを調べて、フルHD(1920*1080の解像度)
で60FPS以上出せる物を選ぶと幸せかもしれません。
2019年1月段階でのお勧めゲーミング用パーツ
○CPU
インテル i5-8600以上
AMD Ryzen7 2600以上
○メモリ
8GB以上、推奨16GB
○ストレージ
推奨 OS-SSD256GB、アプリ(ゲーム)-HDD4TB以上
予算次第で OS-SSD512GB、アプリ(ゲーム)-SSD1TB以上
○ビデオカード
Nvidia GTX1060以上
AMD RX 470以上
○OS
Windows10 64bit