なろぐ2

PC関連のメモ帳

そんな訳でRyzen9 3900X

Ryzen9 3900Xを入手しましたのでテストしてみました。

CPU以外の環境
X370 Gaming K4、DDR4-2400@2933 16GB×2 Windows10 x64 1903

CPU-Zのベンチ
Cinebench R15
Cinebench R20
の三つをテストしてみました。

Ryzen7 2700X

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Ryzen9 3900X


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ふむふむ。
2700Xは定格でほぼ4GHz動作。3900Xは定格で4.25GHz動作という感じです。
シングルスレッドで1割強の速度アップは中々良い感じです。
マルチスレッドの方はまぁ8コア16スレッドと12コア24スレッドの比較なので
3900Xが負ける訳が無いんですよね。

しまった、上書きして2700XのCinebench R20のスクリーンショットが消えてしまった。
ま、良いか。
個人的に気に入ったのはCinebench R20を回しても温度が66度で収まっているところ。
CPUクーラーは前と同じThermalLight Macho120Aですが全然いけますね。

ここからは個人的体感の感想。
クロックが上がっているのもあってか仮想PCでもサクサクです。
2700X時よりもレスポンスは上がっているように感じます。
厳密に比較するとやはりリアル環境の方が速いのですが、仮想PCでも文句の出ない速度です。

それ以外だと・・・2700Xからのアップグレードは体感しにくいというのが本音。
これが配信しながらゲームとか動画のエンコードとかになれば本領発揮なのでしょうが、
通常のデスクトップ用途では差は判りにくいですね。


相変わらずPCパーツの新製品が出ると既存の品をこけにする様を見かけますが、
あくまでも新パーツの性能が良いだけで既存のパーツの性能が落ちる訳ではないんですけどね。
今回の場合ライバルのインテルの8000、9000番台のCPUユーザーが乗り換えるメリットは
薄いです。今から新規に買おうというのであれば悩ましい選択肢にはなりますけどね。

9900Kと比較して良いなと思った点は発熱の低さでしょうか。
9900KはCinebench R20を回すと軽く80度超えとかありますからね。

あ。今気付きましたがメモリのCLが異なりますね。
なんでだろ?
ちなみにDDR4の2933動作は初回にこけました。
何度か試しているうちに通るようになったのは謎です。
相変わらずASRockのマザーは下手に弄ると機嫌を損ねるんです。
一度安定すればビクともしないんですけどね。

さて、漸く?インテルと対等に競えるCPUとなりましたが本番はここからですね。
インテルの次期CPU Ice Lakeは更にIPCを上げてくるという話もあります。
ここで差をつけられるようだとまた万年二番手になってしまいますよ。
両方買っている身としてはどちらが勝ってもホクホクなんですけどね。