夏場という事もあってPCが熱いです。特に5800Xが。
ゲーム用に使用しているのでGPUの熱もあるんでしょうね。
で、ちょっとネットを徘徊していたところ良い感じのネタを
見つけました。
ふむふむ。
PBOの設定内にあるPPT、TDC、EDCだけを弄って性能の下落を
抑えつつ発熱も低くするよという話のようです。
PPT、TDC、EDCというのは
PPT : Package Power Tracking
CPUソケットへの許容消費電力
TDC : Thermal Design Current
マザーボードのレギュレーターが供給できる最大電流
EDC : Electrical Design Current
マザーボードのレギュレーターがピーク状態に供給できる最大電流
で合ってるんでしょうか?
海外の記事の自動日本語訳からです。
この辺から
で。現在主流のZen3コアの上位から5950X、5900X、5800XはTDPが105Wで
PPT、TDC、EDCのデフォルトの値は
PPT : 142
TDC : 95
EDC : 140
となっております。
ちなみにTDP65W版のCPUの場合は
PPT : 88
TDC : 60
EDC : 90
だそうです。
とりあえず設定Autoの状態でCineBench R20を回してみます。
スペックはRyzen5800X、MSI MEG X570 UNIFY(7C35vAB1)、
ThermalRight Le Grand Macho
計測にはHWiNFO64 v7.06-4500を使用。
Autoだと
PPT : 142
TDC : 91
EDC : 140
とまぁほぼデフォルトの値が出ますね。ちなみにデフォルトの値を
手入力しても同じでした。
気になるのは最高温度ですね。
瞬間的なのでしょうが90℃は高いですね。簡易水冷を推奨されるのも
分かる気がします。
では上記Redditにあった設定値を試します。
PPT : 120
TDC : 75
EDC : 110
で、再び計測。
ふむ。
マルチスレッドの数値は5832→5686と落ちていますが、温度は大体77℃位まで
下がっています。150程度のベンチスコア低下で温度が10℃以上下がるのであれば
この設定でも良いかもしれませんね。
同じ設定をセカンドPCでも試してみます。
スペックはRyzen5950X、ASUS TUF GAMING X570-PLUS(4021)、忍者5
Auto
設定後
うーん。
温度は確かに下がっておりますがスコアの下落の方が大きいです。(9232→7876)
ついでに素の状態でも最高温度は70℃程度なんですよね。
忍者5がMachoよりも良いとはちょっと考え難いです。
単純にベースクロックの差が出ているのかも。
もう少し設定を詰めればいい感じになるのでしょうがAutoでも温度は高く
ないのでやりがいは無いかも?
こちらはそのままで良さそう。
高負荷で動かすと暑すぎるという場合に良い調整かもしれません。
今回は一種類の設定のみを試していますがもう少し弄ればもっと温度を
下げたりも出来そうです。