最近PCの拡張幅が少なくて困っています。
まぁSSDを買ってるじゃないかと言われる
と何も言えませんが。
で。
弄れる部分をと探してみた所、ありました。
NASを速くしよう。
NASの構成は書いたような書いていないような
こんな感じです。
TrueNAS-13.0-U1.1
Microserver gen10 opteron x3421がベース
メモリをDDR4 32GB
HDDは全て8TBで東芝*2、シーゲート*2で全て
エンタープライズ物 だったはず。
NICはオンボードではなくMellanox製の
ConnextX-3(10G)を刺しているのですがHDD
故か正直速くない。
ああ、スイッチはMS510TXです。
10Gを生かしたいねーというのが目的。
そんな時ふと思いつきました。
SSDを刺す
↓
そこを一先ずコピーする場にする
↓
平日の昼間にRsyncタスクで各ディスクにバックアップさせる
良い考えでは?
※余談
HDDは4つ単体で使用しております。
個人的にあまりRAIDは信用していないので。(特に5)
RAIDにするとすればRAID1か10ですが、容量がガッツリ
減るのでやりません。
早速SSDを刺す手段を模索します。
ConnextX-3の隣にPCI-e x1スロットが空いていました。
Gen3 x1なので5Gまで出ます。
NVMe SSDの性能を持て余しますが625MB/s(理論値)
まで出れば十分かと。
という訳で余っていた東芝製NVMe SSD XG5を刺します。
が!!コピーが遅い。何故だ。
記録が残っておりませんがコピーしても1Gbpsの
上限である125MB/sすら達成できない事も多々あり。
色々調べてみますが原因はわからず。
TrueNasのフォーラムではそもそもZFS(TrueNasのファイル
フォーマット)はパフォーマンスが出るフォーマットじゃ
ないよとか書かれる始末。
ぐぬぬぬぬ
とりあえずやれる事だけやってみます。
TrueNasの大元であるBSDのチューニングとファイルの共有に
使っているSamba(SMB)のチューニングを施します。
以下が設定。
上に書いたのは自分で拾い集めてきた情報を丸写しな感じ。
そのまま真似をしてもパフォーマンスアップにはならないかも
しれませんので要注意。
で、このチューニングを施した後は仮想PC2.5G→Nas10Gで大体
140MB/sが下限。1Gbpsよりは出ているので良しとしましょう。
実機5G→Nas10Gで350MB/sくらい。
本来ならば500MB/sくらい出ても良い環境なんですけどね。
これを書きつつ
実機2.5G→Nas10G(ファイル容量5.7GB)
Nas10G→実機2.5G(ファイル容量2.2GB)
と異なるOSのISOファイルをコピーしてみたところ、どちらも
200MB/sくらいは出ました。機嫌が良いみたいです。
何かNasのキャッシュの効き次第でブレるようです。
ちなみに32GB積んでいるメモリのうち25GBくらいがキャッシュです。
本当にTrueNasはメモリ食らいだなぁ。
あれこれやってこの数値です。
正直32GB積んでこれかーというのが感想。
案外QnapとかSynology製の市販のNasを買って、専用NICを
刺した方が性能は良いんじゃないか?とか思いますね。
OpenMediaVaultとかちょっと気になりますが、移行するには
フォーマットがねぇ。