九日ナインソールがようやくエンディングまで行きました。
九日ナインソール
要約
ノーマルエンド到達
超絶下手くそなので約70時間 内50時間は多分ボス戦
1にパリィ 2にパリィ 3，4もパリィ 5もパリィ という感じ
○ストーリー
オープニング→開始早々と結構飛ばしてきます。
え？まさか？？マジかーみたいな。
ただその後は案外淡々と進みます。
各ボスを倒すと背景のストーリーが語られるのですが
一枚絵の連続なので微妙。
話の間に少しずつチラ見せという感じでも良かったのにな。
○キャラクター
主人公はかわいい感じですがちょっとスレてます。
嫌な感じのインテリ君。
その他、徐々にキャラが増えますがうーん…
イマイチキャラが活かせてないような気も。
もう少しほのぼのとしてても良かったかな。
○操作感
こちらはかなり上々。思った通りに動きます。
後半はジャンプ→パリィ→札攻撃→通常攻撃というのを
空中に浮いたまま出来たりします。
個人的に気になったのは通常ダッシュと空中ダッシュが別
なんですね。なので空中で避けようとしてもダッシュしないよ？
というのが何度かありました。
○戦闘
メトロイドヴァニアの肝の戦闘ですが…うーん。
好き嫌いの分かれる所かなー。
最初に書きましたがとにかくパリィしてナンボという設計。
で、パリィ後の追撃がエルデンリング等の致命クラスのダメージ
ならまだ良いのですがチンマリ。
まーちまちま削ってボスを倒してねという設計っぽいです。
全体的な難易度を考えるとフロムゲーより大分低いので
この位がありなのかもしれませんが、下手くそゲーマーには
結構厳しいものがありました。
ついでに書くと後半通常のパリィで弾けなかった特殊攻撃も
弾けるようになるのですが、これがまた難しい。
・通常パリィ→敵の攻撃タイミングに合わせてLB
・特殊パリィ→LBを長押しして貯めてから攻撃に合わせて離す
（※ただし貯めは長時間持続不可な上、LBを離した後僅かに
効果が残る程度）
という感じなので使い分けが難しい。
パリィ→パリィ→LBで貯めて特殊パリィ なんて場面が
三連続とかありました。よく出来たなと誉めたいです。
あとはスキルと装備の種類なのですがHollow Knight並に微妙。
どれ取ってもイマイチだなーというものばかり。
殆ど矢は直線的に突き進む奴。札は爆発後一定時間敵が硬直
する奴ばかりでした。
もう少し凝っても良かったかな。
○音楽
超格好いいのも多いです。サントラ買うかなってレベル。
推定一発目のボス戦がとてもとても恰好良いです。
○マップ
全体的な構造はまぁ良しな感じ。
一部飛んだり跳ねたりなプラットフォームゲーム的な作りもあり
楽しかったり。Oriの二作目とかHollow Knightのホワイトパレス
的なものはないです。
ただ自分の基地みたいな場所があるのですがここが無駄に広い。
そして移動が面倒。ついでにショップが三つという謎構造。
もう少しコンパクトで良かったねぇ。
あ。あと一度開通させたノード（所謂篝火）への移動は最初から
行き来させて欲しかったです。なんで中途半端な時に開放？
みたいな感じはありました。
○総評
良作。
メトロイドヴァニア好きならば買って損は無いかと。
ただ何度も書いているようにパリィ必須なのでパリィとか
絶対に嫌でござるな人は止めた方が良いです。
前にも書きましたがHollow Knightが90点、エンダーリリーズが75点、
エンダーマグノリアは期待を込めて85点とすると九日ナインソールは
70点ですかね。ぶっちゃけ悪くは無いですし、とても良く出来ていますが
めっちゃ面白いよと推す程かと考えると、とても微妙。
通常攻撃の煙管、弓、札をスキルの割り振り制にして通常攻撃特化とか
弓特化とか出来ればもう少し違ったかなー？まぁそうなると制作側の
調整意図とも異なってくるだろうから難しいか。
何かちょっと変わった激辛ラーメン。好きな人はとても好き
という感じの感想で終わります。
トゥルーエンドはどうしますかねぇ。
○蛇足という名のネタバレ感のある愚痴
一部ネタバレしますよ？
いいですか？
ボス戦ですが一回で終わらない。所謂第○形態というのがあります。
九日ナインソールに限った話ではないんですけどね。
常々思っていたりします。
これさー開発者は楽しいのでしょうがプレイヤーからすると今まで
頑張ったのが無し！？ってなるんですよ。
しかも散々削ったHPが元通りでーす♪
更にHPの総量も増えましたー♪
耐性もアップしてまーす♪
あ、もちろん攻撃力もアップでーす
ふざけんなーーーーーと！！！
それこそラスボスがこれなら良いんです。
最期のあがきだよね みたいに思えるので。
それが序盤のボスですらホイホイと
形態チェンジしまーす♪
みたいに変わられると あぁ？ ってキレますよ。
本当に止めていただきたい仕様です。
