なろぐ2

PC関連のメモ帳

AMD StoreMIという名のFuzeDrive for Ryzenを購入

AMD StormeMIはエルミタさんに
http://www.gdm.or.jp/review/2018/0509/261610


それぞれ記事が載っております。

簡単にいうとSSDとHDDを組み合わせて使用するハイブリッドディスクの構築ソフトです。
AMD StoreMIとFuzeDrive for Ryzenはほぼ同じものですね。

掲載当初は
「あー、インテルさんのisrt(インテルスマートレスポンステクノロジー)と同じやつね」
「どうせディスクの構築制限とかあって面倒だよね」
とスルーしてました。

が、案外面倒では無い感じの記事だったので試してみたくなりました。


先日のPinnacle Ridgeと同時に発売されたX470チップセットでは標準で使用出来ます。
ダウンロードはこちら
https://www.amd.com/ja/technologies/store-mi

で、X370ユーザーは同じ仕組みのFuzeDrive for Ryzenを購入する事で使用が可能です。
購入はこちら
http://www.enmotus.com/amd

今回ベーシックを買ってみました。
$19.99で2018年5月に購入した時点では2450円くらいでした。

さて、ベンチ結果は上記URLをみて貰えばわかるように中々上々。
気になるのは実際に動かした感じはどーなのさ?というところ。


早速構築。
Ryzen2700X、DDR4-2933 16GB、Windows10RS4という環境。
SSDはNVMe接続のPHM2-256GB

イメージ 1


Gen2 x2なM.2スロットなので本気を出せていませんがSATA3.0より速いから良しとしましょう。
最下段がQ1T16になっているのは前のテストから変更忘れなので見なかったことに。

HDDはWestanDigitalの2TB HDD WD20EZRX

イメージ 2


古いHDDなのでまぁこんなもんでしょう。

で、作成したFuzeDriveはこんな感じ

イメージ 3


ふむ、ほぼSSDの数値が出てる感じですね。
これが実際の動作にどう反映されるか見ものです。
ちなみにDRAMのキャッシュは作成していません。
メモリが16GBで仮想PCを立ち上げると枯渇するもので。


作成したFuzeDriveに仮想PCをコピーしてみました。
ゲストOSはUbuntu17.10です。
VMWareを使用した事がある方は判ると思いますが、ストレージの性能が直に出ます。
SSDに仮想PCを置くとかなり快適なんですね。

以前まではUbuntuを上記のWD2TBに置いておりました。
どうにも動作がもっさりで明らかに遅いなーというレベル。

それが今回FuzeDriveに置いて変わるかどうか・・・変わりました。
ブラウザを開くのもサクサクです。
まさにSSDに置いたのと同様ですね。

SSDとHDDのどちらかが壊れた時にどういう挙動になるのか不安なところがありますが
そんなのは置いといてと言いたくなる位性能は上がります。
お金に余裕があるのであればOptane SSD 800Pに10TBのHDDを用意したいところですね、
ただそうなるとGen3 x4のM.2スロットが2つ欲しくなりますね。
VII HEROは2つあるのか・・・。


暫く使ってみると欠点が見えるかな?
と言いつつ

イメージ 4


あまりにも性能が良かったので4TBのHDDを買っちゃった(笑)
仮想PCは全部ここに置くか。