なろぐ2

PC関連のメモ帳

Silver Arrowですよ

FX-9590が安定動作、ついでにCWCH100の吸気側にもファンを取り付けることによって
かなり冷えるようになりました。

でも取り付けたファンは宙ぶらりんだし、もう少し何とかなるんじゃないかな?と。


どーーん

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写真ぼけぼけ。

という訳で箱だけ見せていた空冷CPUクーラー最強の一角でもあるThermalLihgt製の
Silver Arrow SB-E Extremeです。
最近流行のツインタワーで最大140mmファンを三基取り付けられます。

早速取り付け。
メジャーとなりつつあるブリッジ方式の固定です。
個人的に最高峰のProlimatech版よりは劣りますけどね。
ヒートシンク自体の大きさは思っていたよりも巨大ではありませんでした。
ただファンを取り付けるとメモリに干渉しますね。

という訳でメモリ側は上にずらしてます。

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早速テスト。
OCCTやPrime95では止まる可能性もあるので通常使用。
毎度の仮想PCを二つ起動しての温度です。

こちらは前のH100。
吸出し×2に吹きつけ2の状態です。

イメージ 3


こちらはSilver Arrow

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測定した日時が違うので比較し難いのですが、多少気温が上下しても
大幅な変化はありませんでした。

空冷の方は到達しても62度でほぼ均衡状態に。
しかもH100の時は、
吸気4(フロント1、サイド1、ラジエーター2)、排気3(天面ラジエーター用2、リア排気用1)
だったのに対し
Silver Arrowは
吸気1(フロント1)、排気2(天面1、リア排気用1)にCPU用吸気2
と数的には減っていて62度以下をキープ出来ています。


音は固定設定で動くH100に比べて、BIOSの設定どおりでPWMの強弱で調整される
Silver Arrowの方が負荷が軽くなった時点でファンの回転数も落ちるので有利でした。
60度前後では圧倒的に空冷のSilver Arrowの方が静かですね。

SYSTINというのは多分マザーボードの温度ですね。
こちらはH100では46度、Silver Arrowは40度となっています。
VRMヒートシンクに直接風が当たっているのが効果的なのかも。
あと、ターゲットの温度を60度にしてあるのですが、ファンの回転数が増すと
VRMも冷やされるようで60度を超えた辺りから40度をきりました。
これは中々良い効果です。

ちなみにCWCH100の62度前後のキープというのは速度1(三段階切り替えのうち最低)でした。
2や3に切り替えれば空冷よりも冷えると思いますが、その分耳障りな騒音が増えます。

簡易水冷は環境の温度に左右されにくいという利点があると思いますが、単純にCPUを
冷やすのであればダイレクトに熱を奪える空冷の方が効果的なのかな?
今回の場合、うちの環境ではどう頑張ってもラジエーターに吹き付ける風量が取れなかったので
大敗でした。これが可能であれば簡易水冷も良い勝負が出来たと思います。

CC600Tではどう頑張ってもラジエーターを冷やせる環境ではないので、空冷の方が
最適かもしれないなぁ。