正確には
『VMWare Workstation Player上の仮想PCからNASに繋がらなくなった』
です。
単純にNASに繋がらないという事象とはちょっと異なりますので、
そもそも全くNASに繋がらない
とか
実機PCから繋がらない
という方は余所の情報の方が当てになります。
という事で殆ど自分用の備忘録です。
ちなみに
インターネット(Web)には繋がる
NASへのPingも通る
こんな状況でNASに接続出来ないという症状です。
さて症状が出るまでの経緯を。
前の記事でセカンドPC TUF GAMING X570-PLUSのBIOSを
アップしました。
うちのセカンドPCは母艦(ホスト)で仮想PC(ゲスト)を
複数動かしています。
BIOSアップ後にWeb閲覧用の仮想PC1(Win11 Pro)を起動
するとネットに繋がらない。同じく動画視聴用の仮想PC2
(Win11 Home)を起動するもやはり繋がらない。
これは直し方を知っています。
BIOSをアップした事でVMWareの仮想NIC設定が飛んだようです。
前もありましたし。
これはvmnetconfigで設定をデフォルトに戻す事で直ります。
※vmnetconfigに関してはこちら
閑話休題
仮想NICの設定をリセットして仮想PC1と2を再び起動してみます。
ふむふむWebに繋がるようになりましたよ。
さてNASに繋げるかとネットワークドライブに設定しているNASを
クリックすると…繋がりませんよ?
ぐるぐる時計は回るものの繋がる様子がありません。
以下状況箇条書き 仮想PC1、2共に同じ
・Webには繋がる
・NASへのPingは通る
・仮想PC1、2のWebブラウザからNASの設定画面に接続出来ず
・母艦からはNASに繋がる、NASのWeb設定にも接続可能
・仮想PC1、2以外の仮想PCからはNASに繋がる
・別PCからは当然NASに繋がる
同一母艦上の仮想PCで挙動が異なるのがポイントですかね。
という事で色々やってみます。
○VMWare Toolsの再インストール
確か仮想ネットワークドライバも含んでいたはずなので
はい×
○仮想PC、母艦、NASの再起動
まずやるべき対処方法ですね
これも×
○まー関係無いと思いますがarpテーブルのキャッシュをクリア
コマンドから『arp -d』で消えます
これも×
○『ネットワークパスが見つかりません』なんてのも出てました。
『ネットワークパスが見つかりません』『Pingは通る』で検索すると
普通にSMB1.0/CIFSを有効にしろとか出るんですね。
セキュリティに問題があるから無効なんですが有効にするって
良いんですかねぇ。
ま、この辺りは母艦、別の仮想PCからは繋がるので却下×
さて、解決というほどでも無い解決方法。
NASに繋がらない仮想PCのデバイスマネージャーからネットワーク
アダプタ(うちの場合はvmxnet3)を右クリックしてアンインストール
します。
この時ドライバーは消さないように。
次いでアンインストール後デバイスマネージャー上部の操作から
ハードウェア変更のスキャンを選択して更新します。
これを行うと再び仮想NICを認識してドライバが勝手にインストール
されます。
これで終了。スカッと直りました。
vmnetconfigの設定が飛んだ状態で起動したのが仮想PC1と2でした。
その状態で起動したのでドライバ設定がおかしくなったのかも
しれません。
という事でインストールされているドライバを一旦消して入れ直す
事で復帰でした。