CrystalDiskInfoを眺めていたのですが、先日購入した
東芝エルイートレーディング製のTLD-M7A04T4が読込量が1.6TB
書込量で1.7TBほど使用しているんです。
新品でしたので何でこんなに使用しているんだろう?と。
行った事はCrystalDiskMarkを複数回。
ただテストの容量は1GiB指定で5回と標準設定だったんですね。
うーむ。
という事でCrystalDiskInfoで数値の変化を見ながらCrystalDiskMarkを
回してみました。
結果
テストサイズが1GiBで1回のテストでも読込みで189GB、書込みで177GB
使用しておりました。
これは…でっかいですねぇ。
1、2回のテストでSSDが大幅に劣化する事は無いレベルですが決して
小さい数値ではありませんね。
実際CrystalDiskMarkの開発者であるひよひよ氏もベンチによって
寿命が縮むと明言しております。
そんな訳でさらっと検索して出てこなかったのでCrystalDiskMarkが
ベンチで使用する容量を計ってみました。
結果は思っていたよりかなり巨大。
SSDの寿命も大分長くなり、通常使用ではNANDの限界がくる事はほぼ
無いといえるのが現状です。ただそれでも少しでもSSDの寿命を延ばそうと
RAMDISKを使用したりなるべく容量を開けて使用する等と工夫をしている
方を見かける事があります。そんな工夫や苦労が一瞬で吹き飛ぶレベルの
負荷がベンチではかかるんですね。
それこそ耐久度を計りたいのであえて負荷をかけてSSDを虐めるという方
以外は出来るだけベンチは控えた方が良さそうです。
余談
ちなみに今回の結果はInnogrit製コントローラーを載せたAPSFG-2TCS(2TB)と
Phisonコントローラーを載せたTLD-M7A04T4(4TB)でほぼ似たようなデータ
使用量となっておりました。
で、ふと思ってOSに使用しているOptane SSD 900Pでも試してみました。
こちらは容量が280GBです。
おや、読込み77GB、書込み68GBと上記2種と比べて4割ほどでした。
3DXpointの挙動が他のNANDと異なるんですかね?
SSD自体の容量にも関係してくるのかな?不明です。