古いPCを再利用するのにLinuxは便利なのですが、ブートさせる手段が限られていると
色々苦労します。
今回挑戦したのがVaioのR505W/PDというPentium3のノート。
こいつが中々曲者でして、まず最近のPCでは普通に出来るUSBブートが無いです。
ついでに付属のDVDがあるのですが、これがドッキングステーションで、接続が
特殊仕様（IEEE1394っぽい？）
一応DVD起動も出来るのですが、インストール途中でドライバが見つからなくなり
停止するというありさま。
救いなのはNICがインテル製という所かな？ドライバで困ることは無いですし。
という訳で、CentOSのISOを落としてきてDVDに焼いたものの、そのままでは
インストール出来ないので、ネットワークインストールを試みることに。
使用言語＞使用キーボードと選び、インストール方法でFTPを選択。
PCのIPを設定して、データは理研FTPから落とさせて貰います。
FTPサイトを ftp.riken.jp
ディレクトリを /Linux/centos/5.2/os/i386
とします。
ディレクトリを指定する際に、起動メディアのバージョンと指定するOSのバージョンが
違うと（例えばブートメディアが5.2で、指定ディレクトリを/Linux/centos/5.3/i386 と
指定した場合）
The CentOS installation tree in that directory does not seem to match your boot media
というエラーが出て止まるようです。
今回はブートメディアが5.2だったので、/Linux/centos/5.2/os/i386 としました。
あとは日本語表示されますので、だらだらっとインストールは進むと思います。
