なろぐ2

PC関連のメモ帳

4790Kの定格動作テスト

さて、かなり熱いとかOCの伸びが今一つだとか言われている
i7-4790Kですが定格での動作テストを行ってみました。

テストプログラムはOCCT4.4.0
Linpackを30分動作させた時のクロック、温度、電圧の状況です。
AVXは外してあります。
比較対象はi5-3570K。こちらも定格動作です。

テスト環境は以下の通り
i7-4790K+MAXIMUS VI HERO
i5-3570K+P8P67 Deluxe

これ以外は共通。
CPUクーラー:Armageddon(PWMファン1基)
メモリ:DDR3-2133 16GB
GPU:GTX780Ti
ケース:180p
OS:Windows7 Pro x64 SP1

スクリーンショットは二種つけてあります。
左が3570K、右が4790Kです。

動作クロック


イメージ 1


コア0温度


イメージ 2


コア1温度


イメージ 3


コア2温度


イメージ 4


コア3温度


イメージ 5


コア電圧


イメージ 6



注意点。
毎回の事ですが厳密に比較するには厳しいです。
まず計測した日時が異なります。(28日夕と29日夜)
つまり室温が異なる可能性が大いにあります。

またファンの回転プロファイルが微妙に異なるので
多少4790Kの方が速く回っていたかもしれません。
ただしどちらも耳障りというほどの騒音は立てておりませんでした。


発熱によるクロックダウンは見られないようです。
全コアがこのクロックで動作している訳では無いと思うので
上手い具合に切り替えているのかもしれませんけどね。

毎回思うのですがコアによって温度の偏りが出るんですよね。
3570Kは最低63度~最高74度くらい。
4790Kは最低68度~最高76度くらい。
まぁ4790Kの方が温度が高いコアが多いですけどね。
4790Kのデフォルトでこのレベルの温度に納まってくれているのであれば
個人的には全然おっけーです。

コア電圧に関しては3570Kの方が電圧管理が働いているのかコマメに
上下しています。
逆に4790Kの方はほぼブレなしですね。
やはりState関連を切ってあるのかな?あとで調べよう。
懸念していた4790Kの電圧上昇ですが、0.015Vだけのようですね。


ふむふむ。
4790Kは購入前に書いた記事
http://blogs.yahoo.co.jp/narolll/38822631.html
この通りにインテル公認のOC済みのCPUって感じですね。
その点を納得して購入するのであれば満足出来る物だと思います。

まぁモノによってはデフォルトのコア電圧が高くて発熱も高いという
可能性もありますが、アイドル時には低いですし、負荷が軽くなれば
温度も一気に下がりますしね。

これも前に書いた気がするのですがOCCTやPrime95などはかなり
特殊な環境ですからねぇ。常にCPUに100%の負荷がかかるとかありませんし。

個人的にはこのままで十分満足です。
デフォルトで4GHzオーバーのクロックはOS操作もサックサクですしね。
というか高負荷時に80度超えするようなテストはしたくないなぁと(笑)
CPUにも良くないし、テストしてる自分も暑いし(;′З`)=3