なろぐ2

PC関連のメモ帳

原点回帰なC-state

ほげーっと9900k@4.8GHzを見ておりましたが気温があがったせいか結構熱いんです。
アイドル時でも40度超えでCinebench R20などを動かそうものなら100度近くまで上がります。
ま、電圧を1.35Vまでかけているのが最大の要因かもしれません。

かといって電圧を下げると不安定になるのは前に書いた通り。
困りましたね。

で。そういえば全くのデフォルトで動かしてない事に気付きました。
全コア4.7GHzでのテストはしましたがC-stateを有効にしてクロックと電圧の変動を
許した事はなかったんですね。

ではテスト

定格動作の方は以下の項目
XMPをON
メモリのクロックを3500MHz
あとは
Internal CPU Power Managementの
Long Duration Package Power Limit - 4095
Package Power Time Window - 127
Short Duration Package Power Limit - 4095

これだけはノーマルの状態から弄っています。

9900K@4.8GHz固定


イメージ 1


9900k@定格_C-state有効


イメージ 2


イメージ 3



電圧、発熱、クロックが大分違いますね。
1v未満で5GHzに到達してるのを見るとえーーと思いますね。

Cinebenchの結果を見てみます。
温度が100度近くまでいったのでクロックが4.4GHzまで落ちてます。
昨日テストをしていた時は4GHzまで落ちた時もありました。
全コア100%という強烈な負荷がかかった時はクロックをがっつり落とします。
そもそも8コア16スレッドに延々高負荷をかけ続けるという状況は通常では無いですから
この挙動は正しいものであり、且つ下がらない方がおかしいんですよね。
熱くてもクロックは落とすなーというのはいわば我慢退会か・・・。


そういう訳で個人的結論。
C-stateは嫌いです。
ゲーム用途のPCでC-stateを有効にするとクロックが変動し、急激に変わった際の
FPSの低下がカクつきとなって表れますので確実に切っておりました。
が、9900Kの場合はカクつきよりも発熱の方が困りモノ感が強いので有効にした方が
良いように感じます。
アイドル時で7度近くの差は決して小さくは無い数値です。

ベンチの数値を見る限り差は僅かで(定格動作の方はたぶん4.7GHzで動いていたと思われるので
その差かも)数値だけの比較であればC-stateを有効でも良さそうに見えます。

思わぬ副産物とでも言いましょうか、クロックがちょろちょろ5GHzに届いているのを
見られるのはちょっと嬉しかったりします。

懸念材料だった発熱は電圧とクロックの制御により緩和出来そうな感じです。
問題はC-stateを有効にしたままでゲームを動かした時のカクつきが出ないかどうか。
暫くテストといきたいのですが重めの3Dゲームが無いんですよね。
ちょこっと試した龍が如く0では目立ったFPSの低下は見られませんでした。