さて2020年11月に話を〆ましたEPOS GSX300の話です。
すっかり諦めていましたが別の用件で動かしてみたら
という感じ。
ちなみにこれまでの話は以下の通り
その1
その2
その3
その4
今回ちょっとネットで人気が出ましたアシダ音響さんの
ST-90-05-Hが買えましたのでエージングを兼ねたテストに
GSX300を動かしてみようかなと。
スペックは
CPU:Ryzen5 3500
マザー:ASUS A320M-K(BIOS:6024)
Windows11(build:22000.675)
前4回との違いはOSが10から11に
それとマザーのBIOSが上がっております。
さて、そんな状況下で1日3時間くらいを3週間ほど継続して
音楽の再生をしておりますが音の途切れ、飛びは無いんです。
ソースはYoutube、MP3、Flacと変えてみましたがどれも
問題無し。
直ったのか。
うーん。直ったのは嬉しいですが結局原因が何だったのか
不明なのがすっきりしないですね。
個人的にはBIOSのアップデートが決め手になったのかと
思っています。
AGESAコードが1.2.0.6bになりまして、確かUSB周りの不具合も
アップデートの度に直していたはず
(話によるとまだ完全に直っていないそうですが)
もしかするとUSB AUDIO周りのドライバが11になって正常
動作するようになったという可能性もありますが、今となっては
調べる術が無いので何とも言えません。
ま、なぜかGSX300のみで不具合が出ていたという謎はまだ
残りますけどね。
補足
↓下の聴き比べを行っている際にヘッドフォンの端子を抜き差し
していると急にUSB Audioが認識されなくなりました。
再起動で元に戻りましたがやはり微妙に不安定な部分は残って
いるようです
※接続後の再生には問題ないですし、抜き差しを繰り返さなければ
認識に問題は無いです。
蛇足
ST-90-05-Hの簡易?レビュー
聞き始めは高音の伸びと低音が良く出ておりました。
サイズの割にしっかりした音だなーというのが印象。
…悪くいうとドンシャリ気味。
気になったのは中音域の解像度が少し低めかなと。
なんかもっさりとした音が出ておりました。
ヘッドフォンはある程度音を鳴らさないと本領を発揮出来ません
ので暫く慣らし。それが上の作業でした。
30時間強でしょうか?エージングした後の現状は中音域が
かなりしっかり出るようになりました。
うちで使用しているAKGのK612(価格15000円前後)と比べると
低音域はST-90-05の勝ち。高音域の伸びはAKGの得意な部分でも
あるのでK612の方がすっきり綺麗です。
ボーカル物を聞く分にはST-90-05の方がしっかり出ていて良い感じ。
次いでもう少し高めのゼンハイザーのHD599SE(Amazon限定モデル
価格25000円前後)との比較だとST-90-05は中々頑張ってはいますが
ちょっと音が平べったく感じますね。
アコースティックギター系の音は結構頑張っていると思います。
が、バイオリン系の高音域の伸びは厳しめ。
個人的に気になる部分
インピーダンスが40Ωとちょっと低め。
アンプを通すと音がデカいですね。
それとプラグがL字型のミニピンです。
これらから勝手に推測するとスマホとかポータブル系での
使用を考えているのかなと。
全体的なつくりはしっかりとしています。
イヤーパッドの縫合などもきっちりしてますね。
総評としてはお値段以上。
音の作りにもよりますが10000円くらいまでのヘッドフォンとで
あればそこそこ良い勝負になるかもしれません。
とはいえ7000円弱のヘッドフォンに過剰な期待は禁物。
上に書いたように作りはしっかりしていますしサイズもコンパクトで
ポータブル向けっぽいのでスマホ用に持ち歩くのにはかなり良いかも。
ちなみに購入は公式のWebサイトから予約が出来ます。
今からだと納期は7~8月になるようです。
価格は6600円(税込)+送料だったかな?
オークションや公式以外の場所から買うのはやめましょう。